蛾ヶ岳(JA/YN-056)

 年末に引き続き、ゆるキャンの聖地、四尾連湖県立自然公園(POTA JA-1356)・蛾ヶ岳(JA/YN-056)をアクティベーションしてきました。

 今回は久しぶりにJG1GPY局も一緒の山行です。朝5時に東京を出発し、四尾連湖には7時過ぎに到着。早速駐車場横の登山道から登りはじめます。登山道の一部は凍っていますが、積雪もなく軽アイゼンも不要。汗をかかないペースでゆっくり登り、1時間20分ほどで山頂に到着です。

 山頂からみた富士山や南アルプス・八ヶ岳の絶景。GPY局にも気に入っていただけたようです。
 早速HFでアクティベーション開始。GPY局はカーボンロッドアンテナを展開し18MHzからQRV。

 こちらは今回のアクティベーションに向けて作ってきた3.5/7/14/21/28 5バンド対応のEFHWを展開します。全長22mといつものEFHWの倍のサイズで展開するのも大変。10分近く格闘しやっと14MHzにQRVできました。

スポット直後にW西海岸のチェイサーからコールいただけました。その後SOTA/POTAのチェイサーからお呼びいただくも続きません。RBNにはそこそこ捉えられているようですが平日ということもあったのでしょうか。

次は7MHz。ローディングコイルはありますがほぼフルサイズ、地上高も低いの打ち上げ角も高く関東近郊のチェイサー各局も強力に入感しています。次に21MHz。開けていないかなと思ったらアラスカのPOTAハンター局、ニュージーランドのSOTAチェイサー局からコールいただけました。今回のEFHWはハイバンドは数波長乗せるタイプの為、逆Vにしてしまうとほとんど真上に放射パターンが出てしまいます(下左)。そのためバーチカル部分を多くとりDX用に打ち上げ角を低くしたのが良かったのかもしれません(下右)。

 今日は天気は良いのですが山頂は風も強くペットボトルに入れた水も凍るくらい冷え込んでいます。パドルを持つ手も悴んできてしまったためQRTとさせて頂きました。

 アンテナを片付ける前にせっかくなのでGPY局のカーボンロッドアンテナとEFHWでローバンド・ハイバンドで聞き比べをしてみました。ZM-2は7MHzのチューンが出来なかったので持参したT1でチューン。

 国内局を中心にSを比べてみると、7MHzはS2-3近くEFHWの方が上、14MHzはS1-2程度EFHWが上という結果になりました。今回は伝搬状況もあまり良くなくカーボンロッドアンテナはかなり苦戦したようですが、ハイバンドでは十分使えるアンテナだと思います。
 特にアンテナ展開からQRVまでものの数分という機動力を活かしてHF+2mという最近お気に入りのアクティベーションスタイルにぴったりのアンテナではないかと思います。

 帰り道、一番きつい所を降りたところで山頂の忘れ物に気が付くというアクシデントがあったものの1時間ちょっとで四尾連湖脇の水明荘に到着。名物のチャイをいただきました。

 結局今日は山では誰にも会わずじまい。今晩のキャンプ場も貸し切りとのことで無線も心置きなくやってくださいとのこと。後半の四尾連湖県立公園POTAアクティベーションに続きます。

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