雷電山(JA/ST-020)

 埼玉県はときがわ町の雷電山(JA/ST-020)・県立黒川自然公園(POTA JA-1147)をアクティベーションしてきました。
 早朝5時に出発して登山口のある雀川砂防ダム公園に到着したのが7時前。15台程度停められる駐車場もありトイレも完備しています。

 砂防ダムを横目に見ながら登山開始。夜の冷え込みが厳しいせいか湖面も凍っています。歩きやすい登山道を登り50分位で山頂に到着。残念ながら眺望は全くありません。

 山頂から少し外れた場所に新しく作ったEFHWを展開。前回の四尾連湖アクティベーションで使った3.5-28MHzのEFHWが大きすぎて使いにくいので、もう少しコンパクトな短縮型トラップ付7-14-18-21MHz EFHWを新たに作ってみました。

 下図のようにこれまで使っていたEFHWに比べトップから下に引き下ろす部分があるので若干展開が面倒ですが、SWRを測ったところ各バンド問題なく使えそうです。

 8時をちょっと回ったところから14MHzでアクティベーション開始。POTA用に作ったAPRSのスポットも無事動動作しました。

 14MHzでは国内チェイサー局に加え、アラスカのPOTAハンター局からもコールいただけました。QSBはありますがS9まで振っています。次は18MHz。国内各局に加えこちらもW西海岸からコールいただけました。

 更に上がって21MHz。こちらでもW西海岸2局とQSO。信号も強く今日はハイバンドの方が良さそうな様子です。

 さて今日はノートPCを持ってきたのでFT8運用にトライ。705はUSBケーブル一本でPCに繋げ、プリセットでFT8用設定に変更できるのでとても便利。当初PCの時計が狂っておりデコードできませんでしたがUSBシリアル経由で705内蔵のGPSと同期させればOKでした。

 18MHzを見てみると南米やカリブのビッグステーションが良く見えています。久しぶりのカリブだったのでしばらくコールしてみたのですが残念ながらQSOならず。その後アクティベーションに戻り14MHz/144MHzでQSO。初めてFT8でS2Sもできました。

 再度CWに戻りSOTA/POTAアクティベーション局を呼び周り。昼頃の21MHzではニュージランド・インドネシア局からもコールいただきました。

 山頂は昼過ぎに近くになっても0度近く。寒さとFT8運用のせいか普段は1メモリぐらいしか使わないPDバッテリーが底をついてしまいQRTとなりました。

 今回製作したEFHW、若干かさばりますがバンドチェンジが簡単なので呼び周りには重宝しました。ネット上には沢山の製作例が既にありますが、ご参考までに折をみてブロク記事にまとめたいと思います

 下山後は秩父の大滝まで足を延ばして「三十槌の氷柱」を見学。キャンプ場内にすばらしい氷瀑が拡がっていました。

天然物の氷柱
こちらは人工的に作ったものだそうです

本日もコールいただいた各局ありがとうございました。

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